テイエスグリーリー（1998年生、母Saucy Cloud）

T.S.Greeley

1998.02.09

テイエスグリーリー（1998年2月9日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のMr. Greeley（当時6歳）と交配したSaucy Cloudが18歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2001年）

7月14日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は523kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

7月24日、中0週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた3戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本村直樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダイワルソーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中0週で迎えた7戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のカズサアイリスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。