ハイパーリアリティ（2000年生、母ザスキート）

ハイパーリアリティ（2000年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「超現実的な」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時21歳）と交配したザスキートが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

7月12日、デビュー戦は高井彰大騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、クレスコラブリーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のシロキタスウィフトに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。