クリノエクリプス（2021年生、母レッドルシアン）

クリノエクリプス（2021年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+日食、月食」。毛色は芦毛。種牡馬のレッドファルクス（当時10歳）と交配したレッドルシアンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は株式会社ミリオンファーム。主な勝ち鞍は2025年の一般C22。

経歴

デビュー前

1歳のとき、エムシーホールディングスから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって572万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月21日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/不良）に出走。馬体重は496kg。17頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月2日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の加賀獅子吼賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

6月2日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

6月16日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月22日、連闘で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月13日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川端海翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川端海翼騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの富良野特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川端海翼騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

10月2日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた12戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた13戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4歳（2025年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスマートレパードに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシルクニードルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のイズジョーゴモリーをアタマ差振り切って制した。

3月31日、中1週で迎えた22戦目は、伊良湖岬特別（名古屋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のスカイダンスタイムをクビ差振り切って3勝目を手にした。

5月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般B9（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で山田祥雄騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山田祥雄騎手（11戦3勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山田祥雄騎手（12戦3勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山田祥雄騎手（13戦3勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた29戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山田祥雄騎手（14戦3勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般B8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山田祥雄騎手（15戦3勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた31戦目は、青海原賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山田祥雄騎手（16戦3勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた32戦目は、しまね和牛賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山田祥雄騎手（17戦3勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったビッグベッターに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた33戦目は、JBC2025船橋・門別まであと60日（名古屋ダート920m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で山田祥雄騎手（18戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた34戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド名古屋第1戦（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（19戦3勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた36戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったオールオンフリークをクビ差捉え切れず2着となった。

10月30日、中1週で迎えた37戦目は、JBC2025船橋・門別まであと4日（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。