メルバダンサー（1984年生、母メルバ）

Melba Dancer

1984.04.06

メルバダンサー（1984年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザリー（当時12歳）と交配したメルバが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

矢野幸夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

12月6日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（1987年）

1月5日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

4月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

7月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（7戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4歳（1988年）

2月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月29日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマナミオーシンから6馬身差の2着となった。

4月9日、中2週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で田中剛騎手（5戦0勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月8日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は7戦連続で田中剛騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で田中剛騎手（7戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で田中剛騎手（8戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローフォンテンから1馬身半差の2着に敗れた。