シゲルガーネット（1997年生、母リキプラネット）

シゲルガーネット（1997年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のタカサゴスピード（当時9歳）と交配したリキプラネットが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）前田ファーム。戦績は、地方16戦2勝。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前田英夫から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、前田英夫から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、森中蕃によって68.25万円で落札された。

奥高平厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

7月13日、デビュー戦は長嶋和彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイガーマネーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

9月19日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で長嶋和彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で長嶋和彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で長嶋和彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハシルオーゴンに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3歳（2000年）

1月4日、中2週で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた12戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。