オグリトウショウ（1990年生、母ホワイトナルビー）

オグリトウショウ（1990年5月3日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時17歳）と交配したホワイトナルビーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）稲葉牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は1993年の水無月特別(C1イ)。

経歴

デビュー前

鷲見昌勇厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1992年）

5月31日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルウォークに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビショップクインから1馬身半差の2着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた5戦目は、鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクォータープレイから2馬身差の2着に敗北した。

12月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジュニアグランプリ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（1993年）

1月13日、中1週で迎えた8戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた9戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスオペラに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバトルパッションから1馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（6戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨアンティーカをクビ差制して3勝目を手中に収めた。

3月23日、中3週で迎えた12戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェットシーザーから6馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったポスターフェイスから1馬身半差の2着に敗北した。

5月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシクレノンバラードに半馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

5月30日、中1週で迎えた15戦目は、青葉特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフワノレットに1馬身半の差をつけて優勝

6月13日、中1週で迎えた16戦目は、水無月特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（9戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニグレイに1馬身半の差をつけて制した。

7月7日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の岐阜王冠賞（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた18戦目は、恵那峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（11戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホスピスポポから1馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた19戦目は、3歳戦の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤勝己騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイハヤテに半馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

12月28日、中1週で迎えた22戦目は、葉牡丹特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤勝己騎手（15戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1994年）

1月9日、中1週で迎えた23戦目は、ことぶき特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で安藤勝己騎手（16戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた24戦目は、笠松ジョッキーカップh（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で安藤勝己騎手（17戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったポスターフェイスから2馬身差の2着となった。

3月12日、中6週で迎えた25戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の常陸特別（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下の’94ブルードメアサイヤーズステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下のシドニートロフィー（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5歳（1995年）

2月5日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

8月31日、約7か月の休み明けで迎えた30戦目は、椿山昭彦騎手を鞍上に迎えて、数河特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。