プロージット（2002年生、母ドリームオン）

プロージット（2002年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「『健康を祝す』乾杯時などの掛け声（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したドリームオンが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月19日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月8日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

7月22日、中1週で迎えた5戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキーラーザマターに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月1日、中1週で迎えた8戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカアムールから2馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のラブラブメールをクビ差制して2勝目を挙げた。

11月3日、中2週で迎えた12戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2005年）

2月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた14戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

3月19日、中1週で迎えた15戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた16戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた17戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月11日、中7週で迎えた18戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた20戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は高野和馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上500万下の若戸特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた25戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。