リネンシャイニング（1986年生、母リネンクイーン）

リネンシャイニング（1986年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカバリスト（当時7歳）と交配したリネンクイーンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は柴田節子。戦績は、中央平地36戦1勝2着2回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月26日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月10日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（1989年）

1月20日、中4週で迎えた4戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は増井裕騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた6戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた8戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のコマツニジンスキーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月21日、中2週で迎えた10戦目は、4歳400万下（阪神芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山雄一騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月8日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた12戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月5日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の逢坂山特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。20頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の高山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4歳（1990年）

1月13日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したリトルバレンタインを差し切れず、1馬身差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上500万下の御在所特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた22戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた23戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の青葉城特別（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた24戦目は、5歳以上500万下の赤湯特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月12日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、5歳以上500万下の鬼怒川特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた26戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

7月14日、中1週で迎えた29戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月4日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したジョウシュウハッピを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月18日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた33戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月7日、中4週で迎えた35戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月27日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた37戦目は、樋口富男騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1991年）

1月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で樋口富男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で樋口富男騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で樋口富男騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。