セピアノーツ（2018年生、母モンルージュ）

セピアノーツ（2018年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「なつかしい(セピア色の)調べ」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時12歳）と交配したモンルージュが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はナカノファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月19日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

10月11日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のテセウスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月15日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

3歳（2021年）

2月21日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

4月17日、中7週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（新潟芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

7月25日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は藤田菜七子騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。13着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（3戦1勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。18着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（4戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。7着に沈んだ。

10月24日、中6週で迎えた11戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

10月30日、連闘で迎えた12戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2022年）

2月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

5月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた15戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、かなり厳しいペースで一団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、アルビレオ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は原優介騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

8月21日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（5戦1勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。17着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（6戦1勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

10月16日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。13着に終わった。

2022年10月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月12日、中7週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた21戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、闘魂賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

5歳（2023年）

1月1日、中2週で迎えた22戦目は、五煙草賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、セイキングダムにクビ差交わされて2着となった。

1月30日、中3週で迎えた23戦目は、久遠賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ライヴトパーズに交わされて2馬身半差の2着となった。