インプルソ（2017年生、母キュートアゲン）

Impulso

2017.06.01

インプルソ（2017年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「衝動(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時11歳）と交配したキュートアゲンが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田 明仁。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月27日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたエイリアス決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

10月26日、中5週で迎えた5戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3歳（2020年）

3月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（4戦0勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったジョイウインに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたソラン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

6月6日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のドリームメッセージをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月11日、中2週で迎えた11戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

12月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

4歳（2021年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。