ラルナジェナ（2017年生、母ラルナデミエル）

ラルナジェナ（2017年1月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「満月（西）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時16歳）と交配したラルナデミエルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月6日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月17日、中5週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月20日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

3歳（2020年）

1月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

2月16日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でF.ミナリク騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月26日、中9週で迎えた6戦目は、L.ヒューイットソン騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

6月12日、中6週で迎えた7戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ブルベアオンスに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のジューンチキータに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた13戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

4歳（2021年）

2月16日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタマモマクシムを鮮烈な末脚で半馬身差し切って2勝目を奪取した。

4月6日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた19戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C3二（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月30日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡瀬和幸騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡瀬和幸騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。