マルタカアイビュー（1996年生、母キミノプリンセス）

マルタカアイビュー（1996年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアレミロード（当時13歳）と交配したキミノプリンセスが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は川部牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

10月18日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグレートシチーを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（1999年）

4月11日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

4月25日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったスギノメビウスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4歳（2000年）

4月22日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

8月7日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、グラジオラス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた13戦目は、カンナ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた14戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2001年）

1月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。