ランドスライド（1997年生、母ダンシエンヌ）

ランドスライド（1997年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時11歳）と交配したダンシエンヌが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害15戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

7月11日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

7月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

3歳（2000年）

4月1日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

4月29日、中3週で迎えた4戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4歳（2001年）

6月24日、約14か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上900万下の信夫山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

9月29日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナンダンディから2馬身半差の2着となった。

10月21日、中2週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたアルメナーラ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で田嶋翔騎手（5戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

12月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で田嶋翔騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で田嶋翔騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5歳（2002年）

3月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた15戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月15日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2003年）

1月6日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（11戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で田嶋翔騎手（12戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマアルデルに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月5日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 小雨）に出走。鞍上は6戦連続で田嶋翔騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は大江原隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（2004年）

3月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた24戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月10日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月27日、中6週で迎えた26戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、白バラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた27戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、パールオープン（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。