キングスピカ（2022年生、母エーシンスピカ）

King Spica

2022.05.09

キングスピカ（2022年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時17歳）と交配したエーシンスピカが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地牧場。主な勝ち鞍は2024年のアッパートライ。

経歴

デビュー前

保利良平厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2024年）

7月31日、デビュー戦は笹田知宏騎手を鞍上に据えて、2歳戦のNewBeginning（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は477kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアンコロに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオケマルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のレイナボニータに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のネクストスター園田（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

11月13日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のレイチェルペガサスに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

12月31日、中6週で迎えた7戦目は、2歳戦の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったオケマルに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

2月12日、中5週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのスプリングカップ（名古屋ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

3月23日、中5週で迎えた9戦目は、3歳オープンのJRA 級認定 ネクストスター西日本（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳オープンのぎふ清流カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の兵庫優駿（園田ダート1870m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は笹田知宏騎手（8戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るファンシンレディーを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月20日、中3週で迎えた13戦目は、チャオ特別（園田ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したマジークに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳戦の楠賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（10戦3勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。