アジパレス（1989年生、母アジエイコ）

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

9月7日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（1992年）

5月2日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入った。

5月16日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた4戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた5戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

8月9日、中4週で迎えた7戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のスガノクインに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。