ヴィル（2021年生、母チャンスウィルカム）

Viru

2021.02.25

ヴィル（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「エストニアのかつての歴史ある醸造所名より」。毛色は栗毛。種牡馬のベストウォーリア（当時11歳）と交配したチャンスウィルカムが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2024年のみっちゃんガンバ特別(一般C3 19)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、IHR組合によって616万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月14日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

3月10日、中7週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月5日、中7週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた5戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3 21（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、みっちゃんガンバ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパーシステンスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したメイショウロージーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた14戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4歳（2025年）

1月8日、中1週で迎えた15戦目は、中尾伊吹生誕記念特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

1月28日、連闘で迎えた17戦目は、岡山県吉備の温羅特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、IHR組合によって616万円で落札された。

宮路洋一厩舎（高知）へ入厩。

4月27日、デビュー戦は城野慈尚騎手を鞍上に据えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。