メルセデスホマレ（1986年生、母ミスジユン）

メルセデスホマレ（1986年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のメダル（当時17歳）と交配したミスジユンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川ファーム。戦績は、中央平地16戦1勝。主な勝ち鞍は1988年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

6月19日、デビュー戦は栩原一男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栩原一男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

8月6日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で栩原一男騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で栩原一男騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で栩原一男騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で栩原一男騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で栩原一男騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で栩原一男騎手（7戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で栩原一男騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で栩原一男騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシュウザンシャークを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月17日、連闘で迎えた12戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3歳（1989年）

1月15日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

2月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（小倉芝2000m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上300万下（小倉芝1800m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた16戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。