ニフティハート（1997年生、母ニフティニース）

Nifty Heart

1997.05.10

ニフティハート（1997年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時11歳）と交配したニフティニースが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

7月16日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したトーアカゼノオーを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた4戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4歳（2001年）

2月11日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

6月23日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。