プレストエマ（2022年生、母ガンセ）

Presto Emma

2022.05.22

プレストエマ（2022年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のラニ（当時9歳）と交配したガンセが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川フアーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

佐々木清明厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2025年）

1月24日、デビュー戦は山中悠希騎手を鞍上に据えて、3歳戦の船橋デビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

2月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志でバテることなく粘り続けて、最後は2着のリッキーデエスをハナ差振り切って初白星を挙げた。

6月30日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のP未満（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中悠希騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバランスザブックスに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

8月29日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の稲毛賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中悠希騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のダイセンルージュをクビ差振り切って3勝目を挙げた。

10月2日、中4週で迎えた6戦目は、グリーンチャンネル開局30周年記念（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山中悠希騎手（5戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

11月6日、中4週で迎えた7戦目は、新進気鋭特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山中悠希騎手（6戦3勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。