トーセンボー（2007年生、母リッジフィールド）

トーセンボー（2007年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋変調速度の単位」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時9歳）と交配したリッジフィールドが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2009年）

11月27日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は497kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のキャニオンアニモに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（2010年）

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦のフレッシュジャニアリー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

5月1日、中5週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず最後はサクラインラインと並んで12着同着となった。

9月12日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。