ルヴァンクレール（2005年生、母Loch Clair）

ルヴァンクレール（2005年5月11日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「透き通った風（仏）。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のDanehill Dancer（当時12歳）と交配したLoch Clairが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C24(牝)。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

5月3日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

12月8日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月6日、中3週で迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた6戦目は、一般C33（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた7戦目は、マサカツミノル記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

4月2日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定の一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のガーデンプリンセスを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。