ウエストシプレー（1986年生、母ウエストプリンセス）

West Ciboulette

1986.04.19

ウエストシプレー（1986年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーシプレー（当時8歳）と交配したウエストプリンセスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、中央障害4戦0勝。

経歴

デビュー前

大久保光康厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月19日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚越一弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマチカネオハラハーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で塚越一弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塚越一弘騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で塚越一弘騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚越一弘騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

4歳（1990年）

3月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、宮徹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月13日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月26日、中1週で迎えた12戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた13戦目は、西橋昇騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた14戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月8日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。