フミノイダテン（2007年生、母フルーツマーケット）

フミノイダテン（2007年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋韋駄天」。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時11歳）と交配したフルーツマーケットが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害5戦0勝、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の順正荒尾競馬場来場記念(一般C12)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、へいはた牧場から「2008年度北海道セレクションセールサラブレッド1歳、2008年度北海道サマーセールサラブレッド1歳」及び「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

2月27日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は558kg。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフラタニティに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月23日、中2週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、焼肉・冷麺明月軒（企）（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中0週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、順正荒尾競馬場来場記念（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーローマンをクビ差制して1着ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた9戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、和ちゃんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2011年）

3月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

7月3日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月3日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。