ユートロビン（1985年生、母シヤンビリー）

経歴

デビュー前

2歳（1987年）

7月19日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着を確保した。

7月25日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったパパラチアに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1988年）

6月4日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた5戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のハグロスマイルを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下のほおずき賞（福島芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下の赤湯特別（福島芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のミスケンバイをクビ差振り切って2勝目を収める

8月20日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で柴崎勇騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳G2のセントライト記念（新潟芝2200m 外回り雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で柴崎勇騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4歳（1989年）

1月14日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の周防灘特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月5日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の熱田特別（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月18日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の関ケ原特別（中京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で原昌久騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

4月30日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、5歳以上900万下の金北山特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で原昌久騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で原昌久騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた17戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の寒狭川特別（中京芝2500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。