タイセイガスト（2021年生、母エクレアオール）

Taisei Gust

2021.05.09

タイセイガスト（2021年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+疾風」。毛色は芦毛。種牡馬のダンカーク（当時15歳）と交配したエクレアオールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は赤石牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって682万円で落札された。

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月24日、デビュー戦は西塚洸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3歳（2024年）

1月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

2月25日、中6週で迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

4月25日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったインクルーデッドを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターオブステップに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。