フォントネー（2010年生、母キョウエイタイヨウ）

フォントネー（2010年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フランスのブルゴーニュ地方の世界遺産に登録されている修道院」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンダンス（当時8歳）と交配したキョウエイタイヨウが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地6戦0勝、地方33戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C1-2。

経歴

デビュー前

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

1月19日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

2月23日、中4週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

5月25日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

7月14日、中6週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

8月24日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

10月27日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C4七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルガモットに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、史朗☆純代新婚らぶらぶ記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエヴァンブルーに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-5（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルワーシップに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヒシエメラルドに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のオウドウリーチに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4歳（2014年）

1月20日、中3週で迎えた12戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のアルテッツァをクビ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月13日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、若草特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた14戦目は、好きです、笠松けいば（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、トルピドトウショウに3/4馬身交わされて2着となった。

6月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月29日、中5週で迎えた20戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1八 C2五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた23戦目は、三春駒賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本村直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本村直樹騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1 C2（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本村直樹騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

12月1日、中5週で迎えた26戦目は、横川尚央騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川尚央騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5歳（2015年）

1月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川尚央騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた29戦目は、今日は一日船橋デー（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横川尚央騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた30戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3月4日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、スカパー!南関東地方競馬チャンネル賞（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は横川尚央騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横川尚央騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2九十（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川尚央騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた34戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた36戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で臼井健太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で臼井健太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

6月18日、連闘で馬体重を前走から11kg戻して迎えた39戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で臼井健太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。