グレイトフェロー（1996年生、母セントフアイバー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中健之助から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、田中健之助から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、大原詔宏によって472.5万円で落札された。

3歳（1999年）

4月24日、デビュー戦は高橋智大騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のイシノイーグルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋智大騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4歳（2000年）

1月9日、中4週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は高橋智大騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るドラゴンマーテルを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って優勝

2月12日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の吉野ケ里特別（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（6戦2勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の房総特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（中山芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋智大騎手（7戦2勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

4月8日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（8戦2勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた12戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の金峰山特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

5月14日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の富嶽賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。17頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋智大騎手（9戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。競走中止となった。