イチノボーラー（2013年生、母リミッターブレイク）

イチノボーラー（2013年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時12歳）と交配したリミッターブレイクが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方5戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、古川直一によって550.8万円で落札された。

田中範雄厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2017年）

3月16日、デビュー戦は田野豊三騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナリノスワンキーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

6月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、なつみかん賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったエイシンイヒラニに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、タイバーカットに交わされて1馬身差の2着となった。

9月15日、中8週で迎えた5戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったエスシーシャールに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。