セントグレイス（1995年生、母クールハート）

Saint Grace

1995.04.20

セントグレイス（1995年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時9歳）と交配したクールハートが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は（有）ハイランド牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

7月19日、デビュー戦は田村真来騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は408kg。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダンケベルグを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月31日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は田村真来騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（1998年）

6月20日、約9か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田村真来騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。