タクシー（2007年生、母エレンジェーン）

タクシー（2007年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「（航空機が）地上走行する」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時17歳）と交配したエレンジェーンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方35戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2-5。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月23日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

3歳（2010年）

1月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

3月3日、中4週で迎えた7戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウインターカップ（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の肥後はなしょうぶ賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮平鷹志騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮平鷹志騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた14戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじさい賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた15戦目は、（有）旭製作所創立60周年記念杯（企）（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた16戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた17戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、いねむり狂四郎杯（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた19戦目は、3歳KJ3の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた20戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中5週で迎えた21戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4歳（2011年）

1月5日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカシノブルースカイを半馬身捉え切れず2着となった。

1月29日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた29戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた30戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゲットゼアーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったダンシングダンサーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月5日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた38戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた40戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。