マルブツブラスター（2000年生、母イチリュウグラマー）

マルブツブラスター（2000年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋激しい嵐」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時15歳）と交配したイチリュウグラマーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C15。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。17頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3歳（2003年）

9月20日、約10か月の休み明けで迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（2004年）

6月15日、約9か月の休み明けで迎えた4戦目は、田中浩晃騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた6戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた7戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中浩晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた8戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチャンスホーラーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（2005年）

4月10日、約6か月半の休養明けで迎えた11戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた12戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。