ユウキダブリン（2001年生、母チャレンジダンサー）

ユウキダブリン（2001年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時10歳）と交配したチャレンジダンサーが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沼田照秋。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の2歳F23。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沼田照秋から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

6月29日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、2歳F2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳F21（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、2歳F22（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月4日、中0週で迎えた6戦目は、2歳F13（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳F21（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた8戦目は、2歳F23（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニューシーストリーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2004年）

1月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた12戦目は、3歳F12（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳F22（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた15戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインターソウルを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

7月4日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスロクトワイニングを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた21戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

10月30日、中5週で迎えた22戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。