ハルヒメフジ（1992年生、母カネノギク）

Haru Himefuji

1992.05.14

ハルヒメフジ（1992年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルイヴイルサミツト（当時12歳）と交配したカネノギクが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合資会社青森牧場。戦績は、中央平地16戦0勝。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 16戦0勝 [0-0-3-13/16]
• 総賞金 国内: 440万円
• 生年月日: 1992年5月14日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 阿部新生 美浦
• 馬主: 戸塚陽弐
• 生産者: 合資会社青森牧場
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

ベストレース

• レース名: 3歳未勝利
• 日付/馬齢: 1994年11月20日/2歳
• コース: 東京芝1400m 左
• 着順: 3着
• オッズ/人気: 65.4倍/9番人気
• 馬番/頭数: 10番/11頭
• 天候: 晴 15.1℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/遅
• レースラップ: 平均=11.9/ラスト=11.5
• レースペース: スロー
• 通過順位: 1-1
• 馬体重 増減: 436kg +6
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 加藤和宏 53.0kg

血統

概要

母のカネノギクは中央平地7戦1勝2着1回、地方6戦0勝2着1回。祖母のカネアオイは中央平地22戦5勝2着6回。父のルイヴイルサミツトは海外28戦4勝。

近親馬

• • 半叔父: ケイアイジョン 1996/JPN/スリルシヨー
  ケイアイジョン
• • 半従弟: カガヤキローマン 1993/JPN/ブレイヴエストローマン
  カガヤキローマン

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	6*7*7×6*7*7	6.25%
きM	Sayajirao＝Dante	4*6	7.81%
牡	Nasrullah	4*5×5	12.5%
牡	Nearco	5*6×5*6*7	10.15%
牡	Blenheim	6*6*7×7*7	5.46%
牡	Blandford	6*7*7*7×6*7*7	7.03%
牡	Ksar	7×7	1.56%
牡	Dark Ronald	7×7*7	2.34%
牡	Teddy	7×7	1.56%
牡S	Bull Lea	5*6	4.68%
牡S	Gay Crusader	7*7	1.56%
牡M	Easton	6*6	3.12%
牡M	Dark Legend	6*7*7	3.12%
牝	Uvira	4×4	12.5%
牝	Mumtaz Mahal	6*7*7×7	3.9%
牝	Uganda	6×6*7	3.9%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Raja Baba 1968 （USA）		Bold Ruler 1954 （USA）	Nasrullah	Nearco
				Mumtaz Begum
			Miss Disco	Discovery
				Outdone
		Missy Baba 1958 （USA）	My Babu	Djebel
				Perfume
父 ルイヴイルサミツト 1980 （USA）			Uvira	Umidwar
				Lady Lawless
		ゴーマーチング 1965 （USA）	Princequillo	Prince Rose
				Cosquilla
父の母 Go March 1973 （USA）			Leallah	Nasrullah
				Lea Lark
		Mark-Ye-Maid 1959 （USA）	Mark-Ye-Well	Bull Lea
				Mar-Kell
			Nina Bruja	Embrujo
				Nigua
母の父 ハンザダンサー 1972 （USA）		Hawaii 1964 （SAF）	Utrillo	Toulouse Lautrec
				Urbinella
			Ethane	Mehrali
				Ethyl
		Oonagh 1964 （USA）	Sword Dancer	Sunglow
				Highland Fling
母 カネノギク 1982 （JPN）			Uvira	Umidwar
				Lady Lawless
		バーバー 1965 （GB）	Princely Gift	Nasrullah
				Blue Gem
母の母 カネアオイ 1975 （JPN）			Desert Girl	Straight Deal
				Yashmak
		ブレハツト 1960 （FR）	Sayajirao	Nearco
				Rosy Legend
			Carrere	Le Pacha
				Lady Penn

血統分類

• サイアーライン: ボールドルーラー系
• ファミリーナンバー: 9-f

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1995/10/01 新潟	芝2000m 良 曇	4歳未勝利	レイナトウショウ 1.6	11 / 13	8枠 12番	谷中公一	53kg	39.6	9人	9-7-9-10	37.2 / 39.3	428	+2
1995/09/18 中山	芝1800m 重 曇	4歳未勝利	セントターキン 0.6	5 / 16	3枠 5番	田中勝春	53kg	28.5	8人	3-4-5-6	37.3 / 37.8	426	-2
1995/09/02 新潟	芝2200m 良 晴	4歳未勝利	ヨシライトニング 1.5	6 / 17	1枠 2番	田中勝春	53kg	51.5	9人	9-10-13-10	36.6 / 36.7	428	+6
1995/08/26 新潟	芝1800m 良 晴	4歳未勝利	ワンノブトウショウ 1.7	11 / 16	1枠 1番	田中勝春	53kg	19.4	8人	2-2-6-8	37.8 / 37.1	422	+6
1995/07/30 福島	芝2000m 良 晴	4歳未勝利	シオー 1.5	3 / 7	1枠 1番	橋本広喜	53kg	32.2	6人	7-7-7-6	38.5 / 37.5	416	-8
1995/07/08 福島	芝1800m 良 小雨	4歳未勝利	シスターサーパス 1.9	12 / 16	8枠 16番	谷中公一	53kg	36.9	9人	2-2-2-3	40.0 / 36.0	424	+6
1995/06/25 福島	芝1000m 稍 晴	4歳未勝利	サンライトドリーム 1.9	11 / 14	6枠 10番	田中勝春	53kg	16.7	6人	6-10	36.9 / 35.6	418	-10
1995/03/26 中山	ダ1800m 不 小雨	4歳未勝利	サマーサスピション 4.2	9 / 16	1枠 2番	加藤和宏	53kg	55.5	10人	11-10-12-9	43.5 / 38.8	428	-8
1995/03/12 中山	ダ1800m 重 晴	4歳未勝利	マルタカサドラーズ 2.0	9 / 16	1枠 1番	加藤和宏	53kg	46.3	9人	3-3-6-8	41.3 / 37.0	436	+6
1995/02/11 小倉	芝1200m 良 晴	4歳未勝利	ステンレスダンサー 1.9	13 / 16	6枠 12番	谷中公一	53kg	9.7	4人	8-10	38.0 / 34.4	430	-10
1995/01/08 中山	ダ1800m 良 晴	4歳未勝利	ステージプリマ 0.7	7 / 16	4枠 7番	加藤和宏	53kg	12.1	6人	1-1-1-1	40.9 / 38.0	440	+4
1994/11/20 東京	芝1400m 良 晴	3歳未勝利	タヤスグラディオ 0.2	3 / 11	8枠 10番	加藤和宏	53kg	65.4	9人	1-1	35.9 / 36.5	436	+6
1994/11/06 東京	芝1400m 良 雨	3歳未勝利	チャーミングフラワ 0.8	3 / 12	7枠 9番	加藤和宏	53kg	52.7	8人	2-2	37.2 / 35.4	430	+8
1994/10/16 東京	芝1400m 良 晴	3歳未勝利	ハーバーカレン 0.5	7 / 12	3枠 3番	横山義行	52kg	119.9	11人	5-6	36.5 / 35.5	422	+12
1994/09/24 中山	芝1200m 稍 曇	3歳新馬	エナジーストーン 1.4	6 / 11	4枠 4番	的場均	53kg	54.4	8人	4-5	37.2 / 34.6	410	0
1994/09/11 中山	芝1200m 良 晴	3歳新馬	コンフィデンス 2.3	13 / 13	8枠 12番	的場均	53kg	33.0	8人	11-13	37.2 / 35.4	410

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

9月11日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は410kg。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

10月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

11月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

3歳（1995年）

1月8日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

2月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

3月12日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

7月8日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた12戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。17頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では賦性の闘志でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、6着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。