リアルカラー（2021年生、母ラベンダーカラー）

リアルカラー（2021年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時9歳）と交配したラベンダーカラーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年のかがり火特別(一般C9ロ)。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月11日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

5月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

8月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

4歳（2025年）

5月13日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサンダーペコをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた7戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、かがり火特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のトレポンティをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、板取川特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月15日、中8週で迎えた9戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のヴンダーをクビ差振り切って断然の支持に応えた。