タツノキングオー（2022年生、母マルハチブルーム）

Tatsuno King O

2022.04.11

タツノキングオー（2022年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時13歳）と交配したマルハチブルームが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は北光牧場。主な勝ち鞍は2024年のハイビスカスデビュー。

経歴

デビュー前

山中尊徳厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2024年）

8月29日、デビュー戦は笠野雄大騎手を鞍上に据えて、2歳戦のハイビスカスデビュー（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は487kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のイエローガッサンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、中3週で迎えた2戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のトーシンブリザード・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサンストーン特別（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったプリムスパールスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のジュニアスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハセノブライアンをアタマ差だけ差し切って2勝目をマークした。

3歳（2025年）

6月4日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、風待ち月スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したブライトフラッシュを差し切れず、2馬身差の2着となった。

7月3日、中3週で迎えた6戦目は、シトリンスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョイフルロックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて優勝

7月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンの優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。