ウインライナー（1994年生、母ヒノキヤムスメ）

ウインライナー（1994年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリヴリア（当時12歳）と交配したヒノキヤムスメが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害5戦0勝、地方20戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年の一般C2(ハンデ)。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

7月27日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

9月6日、中5週で迎えた2戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月15日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（1998年）

1月5日、中6週で迎えた8戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月1日、中3週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた12戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。0着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた13戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の二王子岳特別（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

7月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイクスアルテミスから1馬身差の2着となった。

9月26日、中0週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワキャプテンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイフウからクビ差の2着に惜敗した。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーベルタイガーから1馬身半差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で榎伸彦騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で榎伸彦騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で榎伸彦騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスルナから半馬身差の2着に敗北した。

12月21日、連闘で迎えた24戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で榎伸彦騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で榎伸彦騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1999年）

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で榎伸彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクコンカラーからハナ差の2着に甘んじた。

4月17日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で榎伸彦騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で榎伸彦騎手（14戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1ホ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で榎伸彦騎手（15戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で榎伸彦騎手（16戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた31戦目は、上村尚寛騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上村尚寛騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、一般C1ハ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（17戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。