ビンゴメープル（1983年生、母ビンゴサフラー）

ビンゴメープル（1983年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時9歳）と交配したビンゴサフラーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月5日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は402kg。鞍上は谷中公一騎手。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

1月19日、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

3月15日、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は成島正規騎手。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

3月29日、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月27日、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で成島正規騎手。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

5月10日、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で成島正規騎手。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月15日、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は谷中公一騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したフジアインスに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月29日、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のミスオートロマンに3馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

8月2日、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

8月17日、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月30日、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

11月8日、4歳以上400万下の秋元湖特別（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は成島正規騎手。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月7日、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4歳（1987年）

2月1日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は谷中公一騎手。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

2月22日、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手。15頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。