ゴールデンカズマ（1999年生、母ゴールデンビジョン）

ゴールデンカズマ（1999年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のムービースター（当時13歳）と交配したゴールデンビジョンが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は丸山藤男。戦績は、中央平地6戦0勝、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の一般C10。

経歴

デビュー前

2歳のとき、河津恵美子から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、田中美義によって462万円で落札された。

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月1日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中京ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3歳（2002年）

4月28日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた4戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若鮎賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた5戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はエリモマーチと並んで8着同着となった。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず17着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

8月29日、中7週で馬体重を前走から32kg増やして迎えた9戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジョージクロストに半馬身交わされて2着となった。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マーベラスグレイトに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中4週で迎えた12戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高木健騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシルクセンチュリーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月27日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

12月20日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた15戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた18戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた21戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた22戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた23戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた24戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。