ケヤキランバー（2002年生、母ヒノキヤムスメ）

ケヤキランバー（2002年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「欅＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のジェニュイン（当時10歳）と交配したヒノキヤムスメが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方18戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月18日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた2戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤暢康騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤暢康騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤暢康騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた9戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤暢康騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3歳（2005年）

1月8日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤暢康騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤暢康騎手（9戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のフォーチュネイト白梅特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤暢康騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤暢康騎手（11戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトクロッカス特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた15戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月18日、中8週で迎えた16戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 小雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスシグナルに約12馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックキャッスルからハナ差の2着に甘んじた。

6月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハツユメノセテから1馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中5週で迎えた20戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた21戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルファサーラから2馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中3週で迎えた22戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月6日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、連闘で馬体重を前走から10kg戻して迎えた25戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月31日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた26戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2006年）

1月10日、中0週で迎えた27戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた28戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた30戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた31戦目は、一般C25（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（9戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。