ラッキーガブリエル（2019年生、母マリーンウィナー）

ラッキーガブリエル（2019年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸運+聖母マリアに受胎告知を与えた天使の名。誕生の経緯より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のビッグアーサー（当時8歳）と交配したマリーンウィナーが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は梅田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月10日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、スウィートプロミスに交わされて9馬身差の2着となった。

4月16日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月17日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原明良騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で菅原明良騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原明良騎手（6戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のドリームアジェンダに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（2023年）

5月28日、約9か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原明良騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

8月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は菅原明良騎手（8戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。