ポイントキーワード（2003年生、母ヒロノリュウエン）

ポイントキーワード（2003年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「重要語」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時17歳）と交配したヒロノリュウエンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は高橋正三。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2006年のアカシア賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋正三から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、高橋正三から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、穂積征七によって262.5万円で落札された。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

6月18日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3歳（2006年）

1月31日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月8日、中4週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

4月11日、中4週で迎えた4戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月14日、中4週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあやめ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた7戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジヤマホークに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。