フェリチターレ（2012年生、母コンドルウイング）

フェリチターレ（2012年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「幸運をもたらすように（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンセラフィム（当時13歳）と交配したコンドルウイングが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山岡ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、西村和夫から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月22日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

10月27日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハードコーラルを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳C1一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳C1二（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、2歳C1二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた7戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

3歳（2015年）

1月4日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C1一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の猊鼻渓名勝指定50周年（水沢ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず3着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた12戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。