サッポロキング（1998年生、母アルゴンクイーン）

サッポロキング（1998年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時8歳）と交配したアルゴンクイーンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は船越英治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の一般C12。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越英治から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月30日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

7月18日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月28日、中0週で迎えた3戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

9月13日、中6週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサルタンリバージュを別次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2002年）

7月16日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。