アヌマティチェコ（2022年生、母ペニーウエイト）
Anumati Cheko
2022.04.27
アヌマティチェコ（2022年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時13歳）と交配したペニーウエイトが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はオリエント牧場。主な勝ち鞍は2024年のスパーキングデビュー。
経歴
デビュー前
1歳のとき、オリエント牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。
加藤誠一厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（2024年）
8月9日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は479kg。4頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエンタープライズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のスズムシ賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。
10月8日、中4週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。
11月15日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のオオカマキリ賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。
12月13日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のジングルベル賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
3歳（2025年）
6月17日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦の三光鳥賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。
7月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の赤翡翠特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた8戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の風鈴特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。
8月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の仏法僧特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐野遥久騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。
8月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の盆踊り特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐野遥久騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフリューゲルクーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。
デビュー前
1歳のとき、オリエント牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。
加藤誠一厩舎（川崎）へ入厩。
9月22日、中4週で迎えた11戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、秋の夜特別（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。
10月14日、中2週で迎えた12戦目は、切通賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。