ロードヴェルト（2022年生、母ナチュラルスタイル）

ロードヴェルト（2022年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+世界(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時14歳）と交配したナチュラルスタイルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。2024年の福島2歳ステークス(オープン)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月29日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

8月24日、中4週で迎えた3戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のカウンターセブンをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月1日、連闘で迎えた4戦目は、2歳オープンのシンガポールターフクラブ賞（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

11月10日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月14日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高杉吏麒騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3歳（2025年）

2月9日、中7週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラスのかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

4月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。