タマモジャガー（1983年生、母ネバーポーラ）

タマモジャガー（1983年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハビトニー（当時9歳）と交配したネバーポーラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回、地方23戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

5月24日、デビュー戦は4歳未勝利（阪神芝1900m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。鞍上は岩元市三騎手。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

6月8日、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

6月28日、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は清山宏明騎手。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたリンドヤマト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月27日、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のウスズミサクラに1馬身1/4の差をつけて勝利を掴み取った。

11月9日、4歳以上400万下の逢坂山特別（京都芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

11月22日、4歳以上400万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

12月7日、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月20日、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

4歳（1987年）

1月6日、5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は河内洋騎手。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

1月31日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

2月8日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月22日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

3月8日、5歳以上400万下の御在所特別（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

7月26日、4歳以上400万下の足立山特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月8日、4歳以上400万下の日南特別（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

8月23日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は清山宏明騎手。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月5日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

10月4日、4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

10月17日、4歳以上400万下（京都ダート1800m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月25日、4歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

12月11日、一般B1 B2（足利ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は古市修二騎手。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月27日、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古市修二騎手。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1988年）

2月17日、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古市修二騎手。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月3日、一般B1（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古市修二騎手。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月10日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は古性秀之騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンシヤープから1馬身差の2着に敗北した。

4月24日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノリュウに4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

5月10日、中央競馬騎手招待（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月22日、4歳以上B1-1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったベンテントヤマから半馬身差の2着となった。

6月6日、4歳以上B1-1（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月19日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月3日、オールジャパンリーディングジョッキー（金沢ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は古川哲也騎手。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月17日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山元久巳騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンシヤープからクビ差の2着に甘んじた。

9月11日、いぬ鷲賞（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は今治宏信騎手。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月23日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイゴアンサーから3馬身差の2着に敗北した。

10月9日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月23日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、4歳以上B1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月29日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月11日、4歳以上B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1989年）

4月10日、アルタイル（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は今治宏信騎手。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月24日、アルタイル（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は山本登志彦騎手。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月7日、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本登志彦騎手。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。