クリノクオン（2020年生、母バラッドレディ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒカル牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ヒカル牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって385万円で落札された。

2歳（2022年）

7月9日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月11日、中8週で迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3歳（2023年）

1月14日、中5週で迎えた8戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月18日、中8週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（5戦0勝）。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

6月17日、中8週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は小林凌大騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 雨/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月7日、中9週で迎えた15戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2024年）

2月3日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノフウジンから1馬身1/4差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた18戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアスターディゴンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月5日、約5か月の休み明けで迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は上野翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

2024年10月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。