オイワケタロウ（1995年生、母ハシノペンダント）

Oiwake Taro

1995.02.27

オイワケタロウ（1995年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時9歳）と交配したハシノペンダントが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）鳥井牧場。戦績は、中央平地25戦3勝2着3回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の松浜特別(500万下)。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月2日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったアスクマジェスティに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3歳（1998年）

4月12日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山賀一騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、勝ったジンガロにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、シルクジュピターに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月30日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（4戦0勝）。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のゲイリースキッピーに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月14日、中1週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のほうせんか賞（東京芝2000m 雨/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

12月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4歳（1999年）

1月9日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

1月23日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた14戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は青木芳之騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

4月27日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、’99フレンドリーサドル特別（2）（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月16日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた17戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のユメフブキに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月6日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の湘南特別（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルナイスガイに2馬身半の差をつけて制した。

8月21日、中5週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下のHBC杯（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月16日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のいわき特別（福島芝1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月20日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた22戦目は、4歳以上900万下の福島放送賞（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の柳川特別（小倉芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は横山賀一騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の日豊特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（10戦1勝）。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

5歳（2000年）

1月30日、中5週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は青木芳之騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の吉野ケ里特別（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。