スカーレットバード（2005年生、母バンディラス）

スカーレットバード（2005年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤い鳥」。毛色は栃栗毛。種牡馬のマリエンバード（当時8歳）と交配したバンディラスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）下屋敷牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C25。

経歴

デビュー前

当歳のとき、下屋敷牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、芹沢精一によって840万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月2日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

3歳（2008年）

10月10日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のサンパチ会38歳記念（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナイスアカシアに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスマートダイスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、荒川敬介、誕生28周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。