イブキブレイズ（1999年生、母イブキマイオーギ）

イブキブレイズ（1999年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホークスター（当時13歳）と交配したイブキマイオーギが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害3戦0勝、地方10戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

11月11日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/不良）に出走。馬体重は454kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

3歳（2002年）

4月27日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6月2日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた6戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた7戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた9戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリンピアスワンから2馬身半差の2着となった。

10月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエナジーフロウに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のエナジーフロウに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月30日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山北隆士騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のデロスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエンジェルポケットに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2003年）

2月10日、中7週で迎えた14戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブッチギリに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月6日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた15戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた16戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた17戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

7月19日、中5週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5歳（2004年）

1月22日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた20戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。